停電時に活躍!蓄電池

近年、豪雨や台風、地震など自然災害がもたらす被害は深刻さを増しています。 ライフラインである電気も突然停電し、毎日の生活で使っていた電気が使えず、お困りになったご経験がある方も多いのではないでしょうか? いま、こうした事態への備えとして、家庭用蓄電池が注目されています。 今回は、その具体的な内容をご紹介します。

▼ 災害時、家庭に必要な分の電気をカバー

▼ 長引く停電に頼りとなる、家庭用蓄電池+太陽光発電

 

 災害時、家庭に必要な分の電気をカバー 電力の供給体制が整った最近では、ほとんど停電を経験することがなくなりました。しかし、自然災害のときには停電が頻発し、とくに近ごろでは長引きやすい傾向にあります。 たとえば、2019年の台風15号では主に関東地方で停電が生じ、それが2週間以上におよぶ地域もありました。

また、2018年の北海道胆振東部地震では2日間にわたり北海道全域の電力供給がストップしています。 想像してみてください。真っ暗な夜に灯りもない。誰かと連絡をとろうにも、携帯電話は充電できない。

冷蔵庫も空調も止まってしまう-災害で電気が止まると、普段どおりの生活どころか、不安なときに必要なことさえできなくなってしまうのです。こうした災害時の停電がもたらす事態に、強い助けとなるのが家庭用蓄電池です。

 

4人家族に最低限必要と考えられる1日あたりの電気使用量(6.5~7kWh)であれば、一般的なタイプのシステム容量でまかなえるケースも多いとされています。実際に、災害時における家庭用蓄電池の活躍ぶりは、SNS上の投稿でも散見されました。

長引く停電に頼りとなる、家庭用蓄電池+太陽光発電 とはいえ、家庭用蓄電池が蓄えられる電気は蓄電池の容量までです。長引きやすい災害時の停電対策として導入するには、追加充電が必要でしょう。そこでおすすめなのが、家庭用蓄電池と太陽光発電の組み合わせ。

 

日中、太陽光発電は家庭用蓄電池の充電とともに必要な電気を供給し、長期の停電にも十分に対処できます。また、繰り返し充電できるために家庭用蓄電池の容量も抑えられ、導入するサイズや価格もお手ごろ感が増します。 じつはこの両者の組み合わせ、家庭用蓄電池のかぎりある電気容量と太陽光発電の悪天候や夜間には使えないという弱点を補い合うものです。ですが、それは結果としてお互いの長所をより大きく引き出し、長引く停電でも頼りになるサポーターとなってくれます。

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